11月14日(月)13:30から16:00まで、みゆきの苑2階会議室にて、
富士宮女性の会(佐野みどり会長)の定期研修会が行われました。
富士宮女性の会は、富士宮で活躍する女性の団体が、各種啓蒙活動や、ボランテイア活動をされている会です。
今回は、11月度の定期研修会をみゆきの苑にて行いました。
参加者は、21名で、今回の研修テーマは、高齢者社会をどう生きるのか?「長寿社会の未来について考える」でした。
主な内容は、施設を見学した後、
①窪田信子副理事長より「超高齢化社会を迎える時代になっている、高齢者問題がニュースなどで取り上げれているが、他人事ではない。」
「地域の方々が、関わっていくことが大切である。」
「今後も、みゆきの苑の場が、地域の方々に有効に活用できれば」と述べました。
②瀬川弘施設長から「医療技術が進化している現在、認知症のメカニズムも少しずつ解明されてきている。ただ、残念なことに治療薬を使用しても
完治するまでには至っていない。
みゆきの苑は、富士宮市で唯一、認知症棟を有している。
(スライドを投影)不思議なことに、みゆきにいる認知症棟の利用者は、
家庭に戻れば、家族も対応が難しいと思うが、ここにいると、不思議とおとなしい。隣の人と会話をしているが、
他の人が聞いていても会話の意味が理解できない。しかし、当事者間では、うなずいたり、笑ったりと会話が成立している。
私も、認知症にならないように、食べ物に気を付けたり、適度な運動をしています。
ますます、高齢化が進みますので、高齢者への理解をこの機会に少しでも学んで行って下さい。」と述べた。
③介護保険開始から現在まで施設入所の現状。(支援相談員:小見山)→各種制度の簡単な説明と、相談窓口を案内
④在宅支援の現状と今後期待されること(佐野主任ケアマネ)→支え合いによる地域包括ケアシステムの構築について、富士宮市の取り組みなど。
⑤認知症予防運動~コグ二サイズの紹介: 理学療法士による
⑥質疑応答
(質疑応答に答える窪田副理事) (質疑応答に答える瀬川施設長)